MESSAGE
いい業界だとは、思っていませんでした。
だから、変えてきました。
有限会社きたむら 代表取締役 吉田 裕樹
私は、この業界の経験がないまま当社に入社しました。 正直に申し上げて、入った当初は、良い業界だとは思えませんでした。
勤務時間はバラバラで、1日15時間を超える就業も珍しくない。 私自身、入社してからの3年間は、月に1度しか休めない時期がありました。 それは率直に言って、非常にきついものでした。
仕事を一通り覚えてきた頃、まず取り組んだのがこの働き方を変えることでした。 日曜日は必ず休みにする。拘束時間を短くする。少しでも早く帰れるようにする。 ひとつずつ手をつけていきました。
ただ、運送会社の勤務体系は、自社の努力だけで決まるものではありません。 当時は業界の商習慣も法整備も今ほど整っておらず、 思い描いた形にたどり着くまでに10年以上がかかりました。
ようやく理想に近い勤務体系が見えてきた矢先、お取引先の仕事量が大きく落ち込む時期と重なりました。 そこで私が新たにお客様を開拓し、その流れのなかで会社を引き継ぐこととなりました。
遠回りをしてきましたが、考えは変わっていません。 トラックで荷物を運ぶ仕事は、本来とても魅力的で、良い仕事です。 それが人手不足に陥っているのは、仕事そのものの問題ではなく、現場の環境に原因があると考えています。 環境をよくしていくことが、人手不足を解消するきっかけになるはずです。
だから当社は、現場の環境を整えることを何より重視しています。 拘束時間の基準を守り、走行距離に上限を設け、システムを自分たちの手でつくって事務作業と連絡の手間を減らす。 すべては、従業員がより良い環境で働けるようにするためです。
そしてその積み重ねこそが、荷主様への確かな輸送につながると信じています。